とても素敵なご縁をいただき、
自宅隣の古民家でお産を取り扱わない助産院を開所しました。
なんとなく5年前に、
「息子が1年生になったら助産院がしたい」
って言ってたんです。
で、
すぐ出張だけの施設を持たない助産院をスタートしました。
コロナとともに、
オンラインとリアルで助産院は走ってきました。
そんな中、ずっと温めいてた想いがありました。
「みんなで集まれる古民家みたいな助産院がしたい」
本気で覚悟して、願いを言葉にする。
すると、社会から応援の風が吹き、
子育てが1番しんどかった時期を助けてくれた、大恩人のお家をお借りできることになりました。
いろんな物件を見て、
「ここでもいいかもな〜」
なんて思っても気が乗らない、
数年を過ごしてきて、
いよいよ腹が決まった時に、
お隣のご家族からお話をいただきました。
大切に紡いでこられたお家を使わせていただく。
その想いを胸に、
助産院をするときに、2つのことを決めました。
1つ目は、
「みんなでつくる助産院をする。」
お金も時間もエネルギーもとってもかかる。
多分、私1人がすんごく頑張り続けたら、
できないことじゃない。
でも、私がしたいスタイルはそんなんじゃない。
2つ目は、
「助産院を後世に残したいから、助産院にこだわる」
助産院開所って、いろんな制約が多い。
いろんな人から、助産院じゃなくてよくない?って愛ある言葉をいただきました。
でもね、助産院を後世に残したい。
どんなお産も、どんな場所でのお産も、全て素晴らしい。
私は本気でそう思ってる。
でも、助産院はどんどん少なくなってきてる。
私は、助産院でお産のお手伝いはしない。
けれど、他のことはできる。
だから、後世に少しでも「助産院」というバトンをつなぐ一助になりたいから、助産院にこだわりました。
【助産院をリデザインする】
そんな想いでやっています。